料金表の作り方|教室・サロン・ワークショップの料金表テンプレート(おしゃれ・無料)
教室やワークショップ、美容室やネイルなどのサロンの料金表は、コース名と料金に、時間と含まれるものを添えて、A4 1枚に並べるのがいちばん分かりやすい形です。この記事では、料金表に書くこと、並べ方、税込やキャンセル料の書き方、おしゃれに見せるコツ、業種別の料金表の例をまとめました。上のメーカーでは、教室・ワークショップの見本から、そのまま料金表を作れます。
読了目安 約8分·更新 2026年10月24日
結論:コース名と料金に、時間と含まれるものを添える
サービスの料金表は、お客様が「いくらで、何をしてもらえるか」を予約の前に知るためのものです。 作るときは、次の順番で考えると迷いません。
- コースやメニューを区切りに分ける。体験・通いのコース・オプションのように、3〜4つに分けます。
- 名前と税込の料金に、時間と含まれるものを添える。「約90分・材料費込み」のような一言があると、ほかと比べやすくなります。
- 決まりごとを下にまとめる。入会金、予約とキャンセル、支払い方法は、料金表の下に短く書きます。
- 区切り=コース、品名=コース名、ひとこと=時間や含まれるもの
- 標準・手書き風・黒板風の3つの書体と色から選べる
- A4縦1列・A4縦2列・A4横3列から、量に合う形を選べる
料金表に書くこと
サービスの料金表には、次のことを書いておくと、問い合わせや当日の行き違いが減ります。
- コース・メニュー名お客様が「これをお願いします」と言いやすい、短い名前にします。お店の中だけで通じる呼び方は避けましょう。
- 料金(税込)お客様が実際に支払う税込の金額で書きます。料金の位置を右にそろえると、見比べやすくなります。
- 時間・回数「約60分」「月2回・1回90分」のように書きます。時間が分かると、予約の時間を決めやすくなります。
- 含まれるもの(材料費・道具代など)材料費や道具代、シャンプーやブローが料金に含まれるかどうかを書きます。別にかかるものは、金額もあわせて書きます。
- 入会金・年会費通いの教室なら、はじめにかかるお金を別の区切りにまとめます。体験の当日に入会すると無料になる、などの決まりもここに書きます。
- 予約とキャンセル予約が必要か、いつまでに連絡すればいいか、キャンセル料がかかるかを書きます。
- 支払い方法現金だけか、カードや電子マネーも使えるか。月謝なら、いつ払うかも書いておきます。
店頭で売る商品の値段を並べるなら、価格表の作り方を、飲食店のメニューならメニュー表の作り方をどうぞ。
料金表の並べ方
- 体験 → 通い → オプションの順に初めての人がまず知りたいのは、体験や1回だけの料金です。いちばん上に置き、その下に通いのコース、最後にオプションや追加料金を並べます。
- 区切りの中は、安い順か人気順に安い順に並べると、全体の値段の幅が伝わります。いちばん選ばれているコースを先に見せたいなら、人気順にして「いちばん人気」と一言添えます。区切りごとに並べ方を変えず、どちらかにそろえましょう。
- 1枚に収まる量に受付や入口で見てもらうなら、15〜20行くらいまでが目安です。それより多いときは、よく選ばれるものだけを載せるか、区切りごとに2枚に分けます。
| 形 | 向いている料金表 |
|---|---|
| A4縦・1列 | コースが10〜15行くらいの教室・サロン。壁に貼る、受付に置く |
| A4縦・2列 | メニューが多い美容室やエステ。カットとカラーなど、区切りを左右に分ける |
| A4横・3列 | 体験・通い・オプションを横に並べて見せたいとき。レッスン台やカウンターに置く |
業種別の料金表の例(そのまま書き換えて使えます)
店名やコース名、料金をお店に合わせて書き換えてお使いください。 料金は見本として入れているもので、相場ではありません。 右上の「コピー」で文面をコピーできます。
習い事教室(月謝)
毎月通う教室は、月謝を中心にして、はじめにかかるものを分けて書きます。
ワークショップ・体験教室(1回ごと)
1回ごとに参加する形なら、何が含まれるかと、かかる時間をはっきり書きます。
美容室
カット・カラー・パーマなど種類ごとに分け、長さで料金が変わるときはその条件も書きます。
ネイル・まつげ・エステなどの自宅サロン
所要時間を書いておくと、お客様が予約の時間を決めやすくなります。オフ(付け替え)の料金も忘れずに。
ハンドメイド・ものづくり教室
材料で料金が変わるときは「〜」を使い、どこで変わるかを一言添えます。
教室やワークショップの生徒を集めるチラシは教室・ワークショップのチラシの作り方で紹介しています。
税込の書き方
消費税の課税事業者が、消費者に向けて料金を見せるときは、消費税を含めた総額で表示することが決められています(総額表示)。 料金表も、税込の金額を書いておけば間違いがありません。
- 税込の金額を大きく書く「4,400円」のように税込の金額だけを書き、料金表の下に「料金はすべて税込です」と一行入れます。
- 税抜も見せたいときは、小さく添える「4,400円(税抜4,000円)」のように、税込を先に大きく、税抜はかっこで小さく書きます。
- 書き方を1枚の中でそろえる「円」と「¥」、税込と税抜が混ざると、どれが本当の料金か分かりにくくなります。1枚の中では書き方を1つにそろえましょう。
くわしい決まりは、国税庁の案内で確かめてください。
キャンセル料・注意書きの書き方
予約制の教室やサロンでは、キャンセルの決まりを料金表に書いておくと、当日に伝えにくいことを先に知らせられます。 決まりは短く、いつまでならいくらか、が分かる形にします。
キャンセル料(予約制の教室・サロン)
遅刻・時間について
支払い方法
おしゃれで見やすくするコツ
- 色は2色まで文字の色と、見出しや区切りの線に使う色の2色にします。お店の内装やロゴの色に合わせると、まとまって見えます。
- 余白をしっかり取る紙の端まで書き込まず、まわりと区切りの間にすき間を残します。行の間が広いほど、落ち着いた印象になります。
- 書体は2種類まで見出し用と本文用の2種類にします。サロンなら細めの書体、子ども向けの教室なら丸みのある書体のように、お客様に合わせて選びます。
- 料金の位置をそろえる料金を右端にそろえると、縦に見比べやすくなります。名前と料金の間を点線でつなぐと、どの料金か迷いません。
- 写真は1枚に絞る作品や仕上がりの写真を何枚も入れると、料金が目に入りにくくなります。入れるなら、雰囲気が伝わる1枚だけにします。
料金表をどこに置くか
- 受付・入口入ってすぐ目に入る場所に貼るか、スタンドに立てて置きます。初めての方が、席に着く前に料金を確かめられます。
- レッスン台・施術台の近くオプションや追加の料金は、相談しながら選ぶことが多いので、手元で見られる場所にも1枚置いておきます。
- 予約のメッセージやSNSのプロフィールに印刷した料金表を写真に撮って、予約のやりとりのメッセージで送ったり、SNSのプロフィールや投稿に載せたりできます。予約の前に料金が分かると、問い合わせの手間が減ります。
料金表と一緒に、持ち帰ってもらうショップカードや、通ってもらうためのスタンプカードを用意しておくのもおすすめです。 料金を変えるときのお知らせは値上げのお知らせの書き方に例文があります。
よくある質問
料金表と価格表は、何が違いますか
ほとんど同じものです。商品の値段を並べたものを価格表、レッスンや施術などサービスの値段を並べたものを料金表と呼ぶことが多いです。サービスの料金表には、時間や含まれるもの、予約やキャンセルの決まりも書いておくと、お客様が迷いません。
表計算ソフトや手書きで作ってもいいですか
どちらでも作れます。手書きは温かみが出ますが、料金が変わるたびに書き直しが必要です。表計算ソフトは自由に作れる分、文字の大きさや余白をそろえるのに手間がかかります。料金表のテンプレートを使うと、名前と料金を入れるだけで、行や価格の位置がそろった1枚になります。
料金を変えるときは、どうすればいいですか
料金表を直して印刷し直し、貼り替えます。値上げするときは、いつから変わるかを1か月ほど前から知らせておくと、通っている方にも受け入れてもらいやすくなります。お知らせの文面は「値上げのお知らせ」の記事に例文があります。
税込と税抜は、どちらで書けばいいですか
お客様が支払う税込の総額で書くのが基本です。税抜の料金も見せたいときは、税込の料金を大きく書き、税抜の料金は小さく添えます。料金表の下に「料金はすべて税込です」と一行入れておくと安心です。
子ども料金や親子料金は、どう書けばいいですか
大人の料金のすぐ下に並べ、対象の年齢をかっこで書きます。「キッズカット(小学生まで)」「親子体験(小学生と保護者の2名で)」のように、誰がいくらで受けられるかが一目で分かる書き方にします。
料金を表に出さず、相談で決めたいときはどうしますか
内容によって料金が大きく変わるときは、「〇〇円〜」と目安だけを書き、「くわしくはご相談ください」と添える方法があります。まったく書かないと、問い合わせる前にあきらめてしまう方もいるので、いちばん多い内容の目安だけでも載せておくのがおすすめです。
