求人の張り紙 例文テンプレート5つ|アルバイト・パート・スタッフ募集の書き方(無料)
お店の求人の張り紙は、「スタッフ募集」と大きく書き、仕事内容・勤務時間・給与・応募方法を表にまとめると、読んだ人が応募しやすくなります。この記事では、飲食店・小売店・教室などでそのまま使える例文5つと、目に留まる書き方、求人で気をつけることをまとめました。例文はコピーしても、そのまま張り紙にして印刷してもお使いいただけます。
読了目安 約7分·更新 2026年10月24日
結論:項目を表にして、応募の方法をはっきり書く
お店の張り紙は、毎日お店の前を通る人や、いつも来てくださるお客様に届きます。 お店のことをよく知っている人が読むので、仕事のイメージがわきやすく、近くに住む人が応募しやすいのが良いところです。
書くときは、仕事内容・勤務時間・給与・応募方法の4つを表にまとめ、 「どうすれば応募できるか」をひとめでわかるようにします。応募の方法は、多くても2つまでに絞りましょう。
- 値上げ・臨時休業・営業時間変更・年末年始・閉店などのお知らせと、求人・スタッフ募集、トイレのお願い、営業中・準備中の札のひな形から選べる
- 日付やお店の名前を入れるだけ。仕上がりはその場でプレビュー
- 張り紙にお店のページのQRコードが入り、最新のお知らせはそちらで見てもらえる
求人の張り紙に書くこと
求人の張り紙には、次のことを書きます。上の4つは必ず、残りはあれば書き添えます。
- 何の仕事か(仕事内容)「ホールでの接客・配膳」「レジ・品出し」のように、実際にすることを具体的に書きます。働く姿が思い浮かぶと、応募するかどうか決めやすくなります。
- 勤務時間と曜日「10:00〜15:00の間で、週2日〜・1日3時間〜」のように、時間の幅と、いちばん少ない日数・時間を書きます。相談に応じられるなら、そのことも書いておきます。
- 給与(時給)「時給〇〇〇〇円〜」と金額を書きます。深夜や土日に手当があるときは、かっこで書き添えます。
- 応募の方法「お電話でご連絡ください」「店頭のスタッフにお声がけください」など、何をすればいいかを書きます。電話番号を書くなら、つながりやすい時間も添えると親切です。
- あれば書くこと:まかない・交通費・制服・未経験歓迎まかないがある、交通費が出る、制服を貸し出す、未経験でも教える、などは働く人にとってうれしい情報です。本文の最後にひとこと添えます。
求人の張り紙 例文5つ(そのまま印刷できる無料テンプレート)
お店や教室の入口・レジ横に貼る、スタッフ募集の例文です。 「〇〇」の部分や時間・時給をお店に合わせて書き換えてお使いください。 右上の「コピー」で文面をまとめてコピーできます。 「この例文で張り紙を作る」を押すと、その文面が入った張り紙メーカーが開き、条件が表になった見やすい張り紙にできます。
どの例文を使うか迷ったら、探している人に近いものを選んでください。
| こんな人を探しているとき | 使う例文 |
|---|---|
| 飲食店で、ホールやキッチンを手伝ってくれる人 | 例文1 |
| お店で、販売やレジをしてくれる人 | 例文2 |
| 短い時間・少ない日数でも来てくれる人 | 例文3 |
| 土日・祝日だけ来てくれる人 | 例文4 |
| 教室・サロンで、準備や受付を手伝ってくれる人 | 例文5 |
例文1 飲食店のホール・キッチン
例文2 販売・レジ(小売店)
例文3 短時間・週1日から
例文4 土日・祝日だけ
例文5 教室・サロンのアシスタント
目に留まる書き方
求人の張り紙は、前を通る人が足を止めて読んでくれるかどうかが大切です。次の4つを意識すると、目に留まりやすくなります。
- 見出しは大きく「スタッフ募集」遠くからでも、何の張り紙かがわかるようにします。「パートさん募集」「土日スタッフ募集」のように、探している人がわかる見出しにするのもよい方法です。
- 条件は表にまとめる文章の中に条件を書くと、読み飛ばされてしまいます。仕事内容・勤務時間・給与・応募方法を表にすると、知りたいことがすぐに見つかります。
- 働く人の目線のひとことを入れる「未経験の方にも、ていねいにお教えします」「ご都合に合わせてシフトを組みます」など、働く人が気になることに答えるひとことを入れます。
- 手書きのひとことを添える印刷した張り紙の余白に、手書きで「一緒に働ける方をお待ちしています」などと書き添えると、お店の雰囲気が伝わります。
求人で気をつけること
求人の張り紙にも、守らなければいけない決まりがあります。ここでは、小さなお店で特に気をつけたいことをまとめました。 くわしいことや迷うことは、ハローワークや都道府県の労働局に確かめてください。
給与は最低賃金以上にする
時給は、最低賃金より低くできません。最低賃金は都道府県ごとに決まっていて、毎年秋ごろに見直されることが多く、変わる時期も都道府県によって違います。 前に作った張り紙を使い回すときは、いまの金額を下回っていないか、厚生労働省や労働局の案内で確かめましょう。
性別を限る書き方はしない
男女雇用機会均等法により、募集や採用で、性別を理由に応募できる人を限ることはできません。 「女性スタッフ募集」「ウェイトレス募集」のような書き方は避け、「ホールスタッフ募集」「販売スタッフ募集」のように、仕事の名前で書きます。
年齢を限る書き方は原則できない
労働施策総合推進法により、募集や採用で年齢を限ることは、原則としてできません。「〇歳まで」「若い方限定」のような書き方は避けましょう。 ただし、法律で決まっている場合などの例外があります。たとえば18歳未満の方は夜10時以降に働けないため、夜の時間帯の仕事で「22時以降は18歳以上の方」と書くのは認められています。
働く条件は、早めにはっきり伝える
応募してきた方には、面接などの早い段階で、仕事内容・働く時間・賃金などの条件をはっきり伝えます。 実際に雇うときは、働く条件を書面(労働条件通知書など)で渡すことが決められています。 張り紙に書いた内容と、実際の条件がちがわないようにしておきましょう。
貼る場所と大きさの目安
求人の張り紙は、前を通る人と、お店に来たお客様の両方に見える場所に貼ります。 大きさは、外から見せるならA4、店内ならA5が目安です。
| 貼る場所 | 向いている理由 | 大きさ |
|---|---|---|
| 入口のドア(目の高さ) | 入るお客様にも、前を通る人にも見える | A4 |
| 外から見える窓(内側から貼る) | お店が閉まっている時間も、前を通る人に読んでもらえる | A4 |
| レジ横 | お会計を待つあいだに、常連のお客様が読んでくれる | A5 |
| お会計の袋に入れるチラシ | 持ち帰って、家でゆっくり読んでもらえる | A5 |
張り紙メーカーでは、用紙サイズをA4とA5から選べます。窓に貼るときは、雨や日差しで傷まないよう、外ではなく内側から貼りましょう。 袋に入れるチラシの作り方はお店のチラシの作り方にまとめています。
応募が来たときの準備
張り紙を貼ったら、応募の連絡が来たときにあわてないよう、先に次のことを決めておきます。
- 電話や店頭で声をかけられたときに、受ける人を決めておく
- 最初に聞くことを決めておく(お名前・連絡先・働ける曜日と時間)
- 面接ができる日と時間の候補を、いくつか用意しておく
- 履歴書などの個人情報は、鍵のかかる場所にしまうなど大切に扱う
ほかのスタッフが電話に出ることもあるので、聞くことを書いたメモをレジの近くに置いておくと安心です。 採用しなかった方の履歴書は、お返しするか、責任をもって処分しましょう。
決まったら張り紙をはがす
人が決まったら、張り紙はすぐにはがします。貼ったままにしていると、応募してくれた人に「もう決まりました」とお断りすることになり、お互いに気まずくなります。 いつまで募集しているかわからないときは、「〇月〇日まで募集しています」と期限を書いておくのもよい方法です。
新しいスタッフが入ったら、お客様に名前を覚えてもらえるよう、名札を用意するのもおすすめです。作り方はお店の名札の作り方にまとめています。
お店のページのお知らせにも載せられる
張り紙メーカーでは、お店のページを作っていれば、印刷するときに「同じ内容をお店のページのお知らせにも載せる」を選べます。 張り紙のQRコードから開いた人にも、同じ募集の内容を見てもらえます。募集が終わったら、お知らせも書き換えておきましょう。
人手が足りないあいだ、営業時間を短くするときの張り紙は営業時間変更のお知らせ 例文に、入口に掛ける札は営業中・準備中の看板(札)の作り方に、お客様に使っていただくトイレの張り紙はトイレの張り紙 例文にまとめています。どれも同じ張り紙メーカーで作れます。
よくある質問
張り紙で、本当に応募は来ますか
張り紙は、お店の近くに住んでいる人や、お店をよく知っているお客様の目に留まります。通いやすさやお店の雰囲気がわかったうえで応募してもらえるのが良いところです。しばらく貼っても応募がないときは、求人サイトやハローワークと組み合わせて使いましょう。ハローワークには無料で求人を出せます。
時給を書かずに「応相談」としてもいいですか
できれば「時給〇〇〇〇円〜」と金額を書きましょう。働く人がいちばん知りたいのはお給料なので、書いてあるほうが応募しやすくなります。経験によって変わるときは「時給〇〇〇〇円〜(経験により相談)」のように、いちばん低い金額を書いておきます。
外国語も書いたほうがいいですか
外国から来た方が多い地域なら、見出しの「スタッフ募集」と、応募の方法だけでも外国語を添えると目に留まりやすくなります。全部を2つの言葉で書くと文字が小さくなるので、短く絞りましょう。外国籍の方を雇うときは、在留カードで日本で働ける資格があるかを確かめる必要があります。
手書きと印刷、どちらがいいですか
条件の部分は印刷がおすすめです。時間や時給の数字が読みやすく、書き間違いも防げます。そのうえで、余白に手書きで「一緒に働ける方をお待ちしています」などのひとことを添えると、お店の人柄が伝わります。
年末だけ・イベントの日だけなど、短い期間の募集にも使えますか
使えます。見出しを「年末のスタッフ募集」のようにして、勤務時間の欄に「12月〇日〜12月〇日のうち3日以上」など、働く期間をはっきり書きましょう。期間が決まっていることは、働く条件の大事な一つです。
「学生歓迎」「主婦(主夫)歓迎」と書いてもいいですか
「歓迎します」という書き方なら問題ありません。ほかの人も応募できることが伝わるからです。ただし、「〇歳まで」「女性のみ」のように、年齢や性別で応募できる人を限る書き方はできません。気になるときは、ハローワークや都道府県の労働局に相談すると安心です。
