お店の看板を手作りする方法|100均の材料でできる立て看板とブラックボードの書き方
お店の看板は、100円ショップのブラックボードとイーゼル、チョークマーカーがあれば、その日から手作りできます。この記事では、看板に書く3つのこと、ブラックボード・印刷した紙・木の板の3つの作り方、立て看板の組み立て方、ブラックボードの書き方と例文、外に置くときの注意をまとめました。変わらないメニューは、上のメーカーで黒板風に印刷することもできます。
読了目安 約8分·更新 2026年10月19日
結論:書くことを3つに絞って、離れて読める大きさで
店先の看板は、前を通る人に「ここに何のお店があるか」を数秒で伝えるためのものです。 作るときは、次の順番で考えると迷いません。
- 書くことを3つに絞る。何のお店か・いちばん伝えたいこと・入っていいか(営業中)の3つです。
- 作り方を選ぶ。毎日変わることはブラックボードに手書き、変わらないことは印刷した紙にします。
- 立てて、離れて読む。置く場所から5mほど離れて読めなければ、言葉を減らして文字を大きくします。
- 標準・手書き風・黒板風の3つの書体と色から選べる
- A4縦・1列にすると、立て看板にちょうどいい縦長の形になる
- 品名と価格を入れるだけ。仕上がりはその場でプレビュー
看板に書く3つのこと
- 何のお店か店名だけでは、初めての人には何のお店か分かりません。「自家焙煎のコーヒー」「手づくりの器」のように、売っているものを一言で書きます。
- いちばん伝えたいこと今日のおすすめ、焼きたての時間、新しく入った商品など、足を止める理由を1つだけ。価格を書くと、入りやすくなります。
- 入っていいか「営業中」「どうぞお入りください」の一言や、入口の場所を書きます。2階や奥のお店なら、矢印も入れましょう。
営業時間やメニューの全部を書き込むと、文字が小さくなって、かえって読まれません。 くわしいことは、お店の中のメニューや張り紙に任せます。
100円ショップでそろう材料
| 材料 | 使い方 |
|---|---|
| ブラックボード(黒板) | 手書きの看板の本体。A4〜A3くらいの大きさが店先に置きやすい |
| イーゼル・スタンド | ブラックボードや額を立てる台。足を広げて置くタイプが倒れにくい |
| チョークマーカー | ブラックボードに書くペン。白と、差し色に黄色かピンクがあれば十分 |
| フォトフレーム(A4) | 印刷したメニューや案内を入れて、看板にする |
| 硬質のカードケース(A4) | 印刷した紙を雨や汚れから守る。ひもを通して吊るせる |
| 木の板・すのこ | 木の看板風にするときの土台。印刷した紙を貼ったり、直接書いたりする |
| 麻ひも・S字フック | 看板を吊るしたり、イーゼルに固定したりする |
大きいサイズのボードやスタンドは、100円より高い値段で売られていることもあります。
看板の作り方3つ
1. ブラックボードに書く(毎日変わるおすすめに)
- 下書きをする:チョークか、水で消せるペンで、見出しと文字の位置をうすく書きます。
- 見出しから書く:「本日のおすすめ」などの見出しを、いちばん大きく上に書きます。
- 中身と価格を書く:品名と価格を、見出しの半分くらいの大きさで書きます。
- 差し色を1〜2か所に:価格や「限定」など、目立たせたいところだけ黄色やピンクにします。
2. 印刷した紙をフレームやケースに入れる(決まった案内・メニューに)
店名や定番のメニュー、営業時間など、変わらないことは印刷すると楽です。 A4に印刷して、フォトフレームや硬質のケースに入れ、イーゼルに立てるだけで看板になります。 メニューや価格を変えたときは、印刷し直して入れ替えます。
3. 木の板やすのこで作る(木の看板風に)
- 板を用意する:木の板か、すのこを1枚用意します。表面がざらざらしているなら、紙やすりで軽くこすります。
- 文字を入れる:印刷した紙をはがせる両面テープで貼るか、油性のペンキマーカーで直接書きます。
- 吊るすか、立てる:上の端に麻ひもを付けて吊るすか、イーゼルに立てかけます。
印刷した紙を貼る方法なら、内容が変わったときに紙だけ貼り替えられます。
立て看板(A型の看板)を手作りする
店の前に置く、横から見るとAの字の形をした看板です。手作りするなら、次の2つのやり方があります。
- イーゼルにブラックボードを立てる(いちばんかんたん)100円ショップのイーゼルにブラックボードを立てるだけです。軽いので、風の強い日は足元に重りを置きます。
- すのこ2枚を蝶番でつなぐ(両面に見せたいとき)すのこ2枚の上の端を蝶番でつなぎ、Aの字に開いて立てます。両側の面にブラックボードや印刷した紙を貼れば、左右どちらから来た人にも見えます。開きすぎないよう、内側をひもでつないでおきます。
ブラックボードの書き方
- 上・真ん中・下の3段に分ける上に見出し(本日のおすすめ)、真ん中に品名と価格、下に営業時間や一言。段の間に線を1本引くと、すっきり見えます。
- 文字は白、差し色は1〜2色文字はいちばん読みやすい白で書きます。色を増やすほど、どこを見ればいいか分からなくなります。
- 線を太く、すき間を残すチョークマーカーは寝かせて持つと、太い線が引けます。ボードの端まで書き込まず、まわりに余白を残しましょう。
- 価格は品名の右か下に、そろえて書く価格の位置がそろっていると、遠くからでも見比べやすくなります。
- 消すときは、ぬれた布でチョークマーカーは水拭きで消えます。乾いた布だけだと白く残るので、ぬれた布で拭いてから、乾いた布で仕上げます。
太く目立つ文字の書き方はPOP文字の書き方で、数字や袋文字の書き方まで紹介しています。
ブラックボードの例文(そのまま書き写せます)
店名や品名、価格をお店に合わせて書き換えてお使いください。 右上の「コピー」で文面をコピーできます。
カフェ・本日のおすすめ
パン屋・焼きたての時間
雑貨店・新入荷
入口の案内(2階・奥のお店)
マルシェ・イベント出店
外に置くときの注意
- お店の敷地の中に置く歩道や道路に置くには許可がいることがあり、通る人のじゃまにもなります。迷ったら、市区町村や警察署に確かめましょう。
- 倒れないようにする軽い看板は、風で倒れて通る人にぶつかることがあります。足元に重りを置くか、壁や柵にひもで留めます。
- 雨の日と閉店後はしまうチョークマーカーの文字は、雨で流れることがあります。閉店後に出しっぱなしにすると、まだ営業していると思われることもあります。
- 印刷した紙は、ケースかラミネートで守る外に置く紙は、硬質のケースに入れるか、ラミネートしておくと、雨や日差しで傷みにくくなります。
マルシェ・イベント出店の看板
マルシェやイベントでは、テーブルの上か前に置ける、軽くて小さな看板が便利です。 店名と「何を売っているか」を大きく書き、価格は別の札にします。
- 持ち運べる大きさにA4〜A3のブラックボードか、印刷した紙を入れたフレームが、持ち運びにちょうどいい大きさです。
- 価格は商品の近くに看板に全部の価格を書くより、商品ごとに小さな値札やプライスカードを置くほうが分かりやすくなります。
- ショップカードを一緒に置くあとでお店やネットのページを探してもらえるよう、ショップカードを添えておきましょう。
商品ごとの価格の札はプライスカードの作り方、持ち帰ってもらうカードはショップカードの作り方で紹介しています。 入口に掛ける「営業中」「準備中」の札は営業中・準備中の札で、印刷して作れるテンプレートを紹介しています。
よくある質問
看板は100円ショップの材料だけで作れますか
小さな立て看板なら作れます。ブラックボードとイーゼル(立てる台)、チョークマーカーがあれば、その日から使えます。大きいサイズのボードやスタンドは、100円より高い値段で売られていることもあります。
ブラックボードには、何で書けばいいですか
くっきり書きたいなら、水で消せるチョークマーカーが向いています。チョークよりも粉が出にくく、色もはっきり出ます。ボードによっては消えにくいことがあるので、先に端のほうで試し書きしてから使いましょう。
看板の文字は、どのくらいの大きさにすればいいですか
書いたら、実際に置く場所から5mほど離れて読めるかを確かめるのがいちばん確かです。読めなければ、言葉を減らして、残った文字を大きくします。店名や「本日のおすすめ」などの見出しは、看板の幅の半分以上を使うくらいでちょうどいいです。
看板を歩道に出してもいいですか
看板は、お店の敷地の中に置きましょう。歩道や道路に置くには許可がいることがあり、通る人のじゃまにもなります。置いていいか迷ったら、市区町村や警察署に確かめてください。
雨の日も外に出しておけますか
チョークマーカーの文字は、雨にぬれると流れることがあります。雨の日はひさしの下に置くか、お店の中にしまいましょう。印刷した紙は、硬質のケースに入れるかラミネートしておくと、ぬれても使えます。
毎日書き直すのが大変です
毎日変わること(今日のおすすめ・焼きたての時間など)だけをブラックボードに書き、変わらないこと(店名・メニュー・営業時間)は印刷した紙にする、と分けると、書き直す量が減ります。
