数の限られた商品や、待っていたお客様のいる商品は、POPの一言で動きが変わります。この記事では、数量限定・新入荷・再入荷・入荷予定・予約受付・品切れのPOPの使い分けと、数やおひとり様の点数の書き方、場面別のキャッチコピー例文、売り切れたときの札までまとめました。雑貨屋・八百屋・酒屋・本屋・花屋など、小さなお店の売り場に使えます。
結論:「何個あるか」「いつ来るか」を本当のことだけで書く
数量限定や入荷のPOPは、お客様に「今買おう」「また来よう」と思ってもらうためのものです。 決め手になるのは、何個あるのか、いつ入るのか、という具体的な数字と日付です。
そのぶん、本当のことだけを書くのが大切です。 用意していない数を書いたり、ずっと「残りわずか」と出し続けたりすると、お客様に信じてもらえなくなります。
場面ごとのPOPの使い分け
同じ「入荷」のPOPでも、入荷の前・入荷したとき・売り切れたあとで、書くことが変わります。 POPメーカーでは、場面に合わせて次の種類を選んでください。
| 場面 | POPに書くこと | POPメーカーの種類 |
|---|
| 数量限定・本日限り | 数・おひとり様の点数・なくなり次第終了 | 数量限定 |
| 新入荷・新商品 | 新しく入ったこと・どんな商品か | 入荷しました/新商品 |
| 再入荷 | お待たせしたこと・今回の数 | 入荷しました |
| 品切れ中・入荷予定 | いつごろ入るか・予約できるか | 入荷予定・予約 |
| 予約受付 | 受け方・受け取りの時期・支払い | 入荷予定・予約 |
| 売り切れ | 売り切れたこと・次の入荷 | 張り紙の札(下で紹介) |
数と点数の書き方
- 数は「〇個限り」「本日〇本」と具体的に数を書けると、それだけで目に留まります。毎日の数が決まっている商品は「本日〇本」、入荷した分だけの商品は「今回の入荷分 〇個」と書きます。
- おひとり様の点数は、理由を一言添える「多くの方にお届けするため、おひとり様2点まで」のように理由があると、やわらかく伝わります。
- 終わりがあることを書く数が書けないときも「なくなり次第終了です」と添えます。期間で区切るなら「〇日(日)まで」と曜日も入れます。
- 数が減ったら書きかえる残りの数を書くなら、減ったら書きかえます。書きかえる手間をかけられないときは、残りの数は書かずに「数量限定」とだけ書いておきます。
数量限定・入荷のPOPの例文
「〇」の部分は、お店に合わせて書き換えてください。 「このコピーでPOPを作る」を押すと、その一言が入ったPOPのメーカーが開きます。
数量限定・本日限りの例文
新入荷・再入荷の例文
「ご好評につき」は、本当にお客様から何度も聞かれた・よく売れた商品にだけ使います。はじめて入れた商品なら「新しく入荷しました」と書きます。
品切れ中・入荷予定の例文
予約受付の例文
予約のPOPには、受け方(レジで・電話で)、受け取りの時期、お支払いのタイミング(先払いか、受け取りのときか)を説明の欄に書いておくと、問い合わせが減ります。 価格がまだ決まっていないときは、価格の欄を空にしておけば価格は印刷されません。
売り切れたら、POPを「売り切れ」の札にかえる
売り切れた棚を空のままにしておくと、お客様は「もう扱っていないのかな」と思ってしまいます。 「本日の分は売り切れました」「次回の入荷は〇月の予定です」と貼っておけば、また来てもらえます。
パン屋や菓子店のように、売り切れたらお店を閉める場合は、入口に掛ける両面の札が便利です。 「営業中/本日終了(売り切れ)」の札のテンプレートは営業中・準備中の札の作り方で紹介しています。
入荷したことを、来る前のお客様にも知らせる
再入荷を待っているお客様は、店頭のPOPを見に来るまで入荷を知ることができません。 「入荷しだいご連絡します」と書いて、予約の方にだけ連絡する方法のほか、お店のページ(無料)に取り扱い商品として載せておく方法もあります。
お店のページに商品を写真と価格で載せておけば、来店する前に、どんな商品を扱っているお店なのかが分かります。 数に限りのある商品は「数量限定」「入荷は不定期です」と書き添えておくと、行き違いを防げます。 くわしくはお店の取り扱い商品をネットで見てもらう方法で紹介しています。
POPを置く場所とサイズ
| 置く場所 | 向いている大きさ | コツ |
|---|
| 入口・レジ前 | A4・A5 | 入荷予定と予約の案内。並ぶ前に気づいてもらえる |
| 商品の棚 | ハガキ | 数量限定・再入荷。商品のすぐ上か手前に |
| 空になった棚 | ハガキ | 品切れ中・次の入荷。棚を空のままにしない |
| レジ横 | 三角POP | 予約の受け方や、お取り置きの案内に |
おすすめ・新商品・季節限定のPOPの例文はPOPの書き方・作り方、値下げやタイムセールのPOPはセールPOPの書き方にまとめています。
数量限定・入荷予定のPOPを、例文を選んでそのまま印刷
POPメーカーの「数量限定」を選ぶと、説明の欄が「〇個限り・おひとり様〇点まで」の形で始まります。品切れ中や予約受付は「入荷予定・予約」、入荷したときは「入荷しました」を選んでください。
- A4・A5・ハガキ・三角POPで印刷できる(1回目は登録なし、2回目からは無料登録)
- 価格の欄を空にすると、価格なしのPOPになる(予約・入荷予定に)
- 色を「黒+赤」にすると、ラベルと価格が赤になって目立つ
1回目は登録なしで印刷できます。2回目からは無料登録で何回でも印刷・保存できます。よくある質問
数量限定のPOPには、何個あるかを書いたほうがいいですか
書けるなら書いたほうが伝わります。「10個限り」「本日20本」のように数があると、迷っている人の背中を押せます。数を書かないときも、「なくなり次第終了です」と終わりがあることは書いておきます。用意していない数を書いたり、いつまでも「残りわずか」と書き続けたりするのはやめましょう。
「おひとり様〇点まで」は書いても失礼になりませんか
数の少ない商品を多くの方に届けるための案内なので、失礼にはなりません。「多くの方にお届けするため、おひとり様2点までとさせていただきます」のように理由を一言添えると、やわらかく伝わります。
入荷予定のPOPに、日付まで書いてもいいですか
入荷の日が決まっているなら書いて構いません。仕入れ先の都合で前後しそうなときは「〇月〇日ごろ」「〇月中旬の予定」と幅をもたせ、遅れたら貼りかえます。日付が過ぎたPOPが残っていると、お客様をがっかりさせてしまいます。
予約を受けるとき、POPには何を書けばいいですか
予約の受け方(レジで・電話で)、受け取りの時期、お支払いのタイミング(先払いか、受け取りのときか)の3つです。予約の締め切りがあるなら、それも書いておきます。
売り切れたときは、POPをどうすればいいですか
POPを外して空の棚のままにするより、「本日の分は売り切れました」「次回の入荷は〇月の予定です」と貼っておくほうが親切です。また来ようと思ってもらえます。