スーパーのPOP(ポップ)の書き方|青果・精肉・鮮魚・惣菜の例文と価格の書き方
スーパーのPOPは、買い物かごを持って歩くお客様に「今日はこれにしよう」と思ってもらうためのものです。この記事では、食品のPOPに書く4つのこと、青果・精肉・鮮魚・惣菜・日配の売り場別の例文、値下げ・数量限定・試食のPOP、税込の価格の書き方をまとめました。八百屋・精肉店・鮮魚店・直売所にも使えます。
読了目安 約8分·更新 2026年10月17日
結論:食品のPOPは「産地・食べ方・価格」の3つが決め手
スーパーで買い物をするお客様は、売り場の前で長く立ち止まりません。 献立を考えながら歩いているので、「どこのものか」「どう食べるか」「いくらか」が一目で分かるPOPほど、かごに入れてもらえます。
飾りやイラストは少なくて構いません。 「〇〇県産」「焼くだけでおいしい」「1袋 198円(税込)」のように、具体的な言葉を大きく書くほうがずっと伝わります。
スーパーのPOPに書く4つのこと
- 1. 商品名と産地「〇〇県産 さつまいも」のように、商品名と産地を並べます。産地は、値札やパックの表示と同じにします。
- 2. 一言(旬・食べ方・おすすめの理由)「鍋にどうぞ」「皮ごと食べられます」のように、食べ方が浮かぶ一言を書きます。献立に迷っているお客様の背中を押す部分です。
- 3. 価格(税込)と単位「1袋」「1パック」「100gあたり」と、何についての価格かを必ず添えます。お客様が支払う税込の総額で書きます。
- 4. 期限のある話「本日限り」「数量限定」「〇時から値下げ」のように、今だけの話があれば一番目立つところに書きます。終わったらすぐに外します。
スーパーのPOPのキャッチコピー例文(売り場別)
「〇〇」の部分は、商品や産地に合わせて書き換えてください。 「このコピーでPOPを作る」を押すと、その一言が入ったPOPのメーカーが開きます。 どの例文も、本当のことだけを書くようにしてください。
青果(野菜・果物)の例文
- 旬の味をどうぞこのコピーでPOPを作る→
- 〇〇県から届きましたこのコピーでPOPを作る→
- 皮ごと食べられますこのコピーでPOPを作る→
- 今が食べごろですこのコピーでPOPを作る→
- 鍋にたっぷり使えますこのコピーでPOPを作る→
- 冷やしてどうぞこのコピーでPOPを作る→
精肉の例文
- 焼くだけでおいしいこのコピーでPOPを作る→
- 今夜は生姜焼きにいかがですかこのコピーでPOPを作る→
- 煮込み料理にどうぞこのコピーでPOPを作る→
- 使いやすい小分けパックですこのコピーでPOPを作る→
- まとめて買って、冷凍もできますこのコピーでPOPを作る→
鮮魚の例文
- 本日入荷しましたこのコピーでPOPを作る→
- お刺身でどうぞこのコピーでPOPを作る→
- 三枚おろしにします。お声がけくださいこのコピーでPOPを作る→
- 塩焼きがおすすめですこのコピーでPOPを作る→
- 旬の魚をどうぞこのコピーでPOPを作る→
惣菜・弁当の例文
- 店内で手づくりしていますこのコピーでPOPを作る→
- 温めてどうぞこのコピーでPOPを作る→
- あと一品にどうぞこのコピーでPOPを作る→
- できたてを並べましたこのコピーでPOPを作る→
日配(牛乳・豆腐・パン・卵など)の例文
- 毎朝の食卓にこのコピーでPOPを作る→
- 本日のおすすめですこのコピーでPOPを作る→
- 朝ごはんにどうぞこのコピーでPOPを作る→
- 〇〇と合わせて、もう一品このコピーでPOPを作る→
数量限定・試食の例文
数量限定の例文から開くと「期間限定」のPOPが開きます。 ラベルを「数量限定」「本日限り」などに書きかえて使ってください。
- 数量限定ですこのコピーでPOPを作る→
- 本日限りの特売ですこのコピーでPOPを作る→
- なくなり次第終了ですこのコピーでPOPを作る→
- おひとり様〇点までですこのコピーでPOPを作る→
- ご試食いただけますこのコピーでPOPを作る→
- まずは味見をどうぞこのコピーでPOPを作る→
- おすすめの食べ方をご紹介しますこのコピーでPOPを作る→
値下げ・タイムセールの例文
値下げの例文から開くと「値下げ」のPOPが開きます。 元の価格と今の価格を入れると、元の価格に取り消し線が引かれます。
- お求めやすくなりましたこのコピーでPOPを作る→
- 〇時からのタイムセールですこのコピーでPOPを作る→
- 本日のお買い得品ですこのコピーでPOPを作る→
- お早めにお召し上がりくださいこのコピーでPOPを作る→
価格の書き方(税込・単位・100gあたり)
価格は、お客様が実際に支払う税込の総額で書きます。 消費税の課税事業者がお客様に向けて価格を表示するときは、税込の総額を表示する決まりがあります(総額表示)。 税抜の価格も見せたいときは、税込の価格を大きく書き、税抜の価格は小さく添えます。
| 売り方 | 書き方の例 | ポイント |
|---|---|---|
| 1個・1袋で売る | 1袋 198円(税込) | 何についての価格かを、価格の前に書く |
| パックの重さが違う | 1パック 680円(税込)/100gあたり 158円 | 100gあたりを添えると比べやすい |
| 量り売り | 100gあたり 248円(税込) | 100gあたりの価格を大きく書く |
| まとめ買い | 1個 120円(税込)、3個で 300円(税込) | 1個の価格も必ず並べる |
食料品の消費税は8%で、お酒は10%です。 お酒と食料品を同じ売り場で売るときは、税込の価格をそれぞれの税率で計算しているかを確かめておきましょう。
産地と言葉で気をつけること
- 産地は、値札・パックの表示と同じにする野菜・果物・肉・魚などの生鮮食品は、名称と原産地を表示する決まりがあります(食品表示法)。入荷のたびに産地が変わる商品は、POPの産地を書きかえ忘れないようにします。くわしくは消費者庁の食品表示の案内で確かめておくと安心です。
- 「朝どれ」「地元産」は、本当のときだけお客様はこうした言葉を信じて選びます。日によって違うなら、その日ごとに書きかえるか、書かないでおきます。
- 体への効き目はうたわない「〇〇に効く」「やせる」のような言葉は書きません。代わりに、食べ方やおいしさを具体的に書きます。
- 根拠のない「日本一」「大人気」は使わない「売上No.1」「大人気」は、裏付けがないと書けません。「店長も毎週買っています」のように、本当のことを書くほうが伝わります。
POPを置く場所とサイズ
| 置く場所 | 向いている大きさ | コツ |
|---|---|---|
| 入口・売り場の入り口 | A4 | 今日のおすすめや特売を1つだけ、大きく |
| 平台・ワゴン | A5・ハガキ | 商品のすぐ上か手前に立てる |
| 棚(ゴンドラ) | ハガキ・カード立て | 価格の値札と重ならない高さに |
| 冷蔵・冷凍のケース | ハガキ | 水滴でぬれるので、ラミネートやケースに入れる |
| レジ横・試食台 | 三角POP | どの向きからも読めるように置く |
POPを増やしすぎると、どれも目に入らなくなります。 1つの売り場に、目立たせるPOPは1枚までにしましょう。 商品ごとの価格は、そろったプライスカードで見せると、売り場がすっきりします。
字を書くのが苦手でも、手書きで温かさを出したいときは手書きPOPの書き方、POP全体の作り方や三角POPの折り方はPOPの書き方・作り方にまとめています。
- A4・A5・ハガキ・三角POPで印刷できる(1回目は登録なし、2回目からは無料登録)
- 値下げのPOPは、元の価格に取り消し線を引いて並べられる
- 色を「黒+赤」にすると、ラベルと価格が赤になって目立つ
よくある質問
スーパーのPOPには、何を書けばいいですか
商品名と産地、一言(旬・食べ方・おすすめの理由)、税込の価格、期限のある話(本日限り・数量限定など)の4つです。全部を1枚に入れなくても構いません。売り場で読まれるのは数秒なので、いちばん伝えたいことを大きく書きます。
POPに産地を書くときに、気をつけることはありますか
野菜・果物・肉・魚などの生鮮食品は、名称と原産地を表示する決まりがあります(食品表示法)。POPに産地を書くときは、値札やパックの表示と同じ産地にしてください。入荷のたびに産地が変わる商品は、POPの産地を書きかえ忘れないように、産地の部分だけ差し替えられる作りにしておくと安心です。
「朝どれ」「新鮮」と書いてもいいですか
本当にその日の朝に採れたものなら書いて構いません。毎日そうとは限らない商品は、日によって書きかえるか、「旬の味をどうぞ」のように、いつでも本当のことを書いておきます。「〇〇に効く」「やせる」のような、体への効き目をうたう言葉は書かないようにしましょう。
肉や魚は、100gあたりの価格も書いたほうがいいですか
パックごとに重さが違う肉や魚は、パックの価格に加えて「100gあたり〇円(税込)」を添えると、お客様が比べやすくなります。量り売りの商品は、100gあたりの価格を大きく書きます。
値下げのPOPと、値引きシールはどう使い分けますか
1つずつ値下げする見切り品には値引きシール、棚や売り場ごとまとめて値下げするときはPOPが向いています。どちらも、お客様が支払う税込の金額が分かるように書きます。元の価格と並べるときは、実際にそれなりの期間売っていた価格にしてください。
