値札シールの作り方|A4ラベル12面・24面に無料で印刷して貼るだけ
商品名と価格の入った値札シールは、A4のラベル用紙に印刷して貼るのがいちばん早い方法です。この記事では、用紙の選び方、ずれずに印刷するコツ、シールに書く項目と文字の大きさ、手書きとの使い分けをまとめました。
読了目安 約5分·更新 2026年10月12日
結論:A4ラベル用紙に印刷して、はがして貼る
値札シールは、市販のA4ラベル用紙に印刷して作るのが手軽です。 1枚の用紙から12枚や24枚のシールが一度にでき、はさみで切る手間もありません。
用意するのは、ラベル用紙と家庭用のプリンターだけです。流れは次の4つです。
- 用紙を選ぶ。12面か24面のどちらかに決めます(選び方は次の章で)。
- 値札の型を作る。用紙に合わせた型に、商品名と価格を入れます。
- 普通紙で試し刷りする。ラベル用紙と重ねて、文字が区切りの中に入っているか確かめます。
- ラベル用紙に印刷して貼る。はがして、商品や値札立てに貼れば完成です。
ラベル用紙の選び方:面数・寸法・余白で選ぶ
ラベル用紙は、面数(1枚に何枚のシールがあるか)、1面の大きさ、用紙の端の余白で種類が分かれます。 パッケージに書かれたこの3つを見れば選べます。
値札シールによく使われるのは、次の2つです。 どちらも多くのメーカーが同じ寸法で出している、共通の規格です。
| 項目 | 12面 | 24面 |
|---|---|---|
| 1面の大きさ | 86.4×42.3mm | 70×33.9mm |
| 並び方 | 2列×6段 | 3列×8段 |
| 用紙の端の余白 | 四辺あり(上下21.6mm・左右18.6mm) | 上下あり(12.9mm)、左右はなし |
| 向いている商品 | 瓶・箱・袋など、商品名と価格をしっかり見せたいもの | 小物・文房具・お菓子など、小さな商品 |
ほかに、次の点も見ておくと失敗が減ります。
- はがしやすさ商品に直接貼るなら、はがしてもあとが残りにくい「再はく離」タイプが向いています。袋や台紙に貼るなら、ふつうののりで十分です。
- プリンターに合うものラベル用紙は、インクジェット用とレーザー用に分かれています。お使いのプリンターに合うほうを選びます。
- 紙の色白がいちばん文字を読みやすく、値札に向いています。クラフト色などは雰囲気が出ますが、文字は太めにしましょう。
ずれずに印刷するコツ
値札シールの失敗は、ほとんどが「印刷がラベルの区切りからずれる」ことです。 次の4つを守れば、まず失敗しません。
- 倍率は100%(実際のサイズ)にする。印刷画面の「用紙に合わせる」「拡大・縮小」がオンだと、少しずつずれていきます。
- 先に普通紙で試し刷りする。普通紙に印刷してラベル用紙と重ね、光にすかすと、文字が区切りの中に入っているか分かります。
- 用紙はA4・縦になっているか確かめる。プリンターの設定が、はがきや別の大きさのままになっていないか見ておきます。
- 余白の設定は「なし」か最小に。プリンターによっては、紙の端の数mmに印刷できません。端に寄る24面は特に、文字をシールの内側に寄せておくと安心です。
全体が同じ方向に少しずれるときは、給紙の向きや紙の置き方が原因のことが多いです。 用紙ガイドを紙に軽く当て直してから、もう一度試してください。
値札シールに書く項目と文字の大きさ
小さなシールに書けることは限られます。 いちばん大きく書くのは価格、次が商品名です。
| 項目 | 12面の目安 | 24面の目安 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 文字の高さ 約9mm(約25ポイント) | 文字の高さ 約7mm(約19ポイント) |
| 商品名 | 文字の高さ 約4mm(約12ポイント) | 文字の高さ 約3mm(約9ポイント) |
| ひとこと | 小さく1行(10文字くらいまで) | 入れないか、ごく短く |
- 価格は税込で、いちばん大きくお客様向けの価格は、税込の総額で書くのが基本です。「¥1,100」のように3桁ごとのカンマを入れると読み違いが減ります。
- 商品名は短く小さなシールでは、8文字前後までが読みやすい目安です。長い名前は、お客様が呼びやすい短い名前に言いかえます。
- QRコードは12面でお店のページのQRコードを入れるなら、大きめに入る12面のほうが向いています。24面は価格と商品名だけにすると、すっきり読めます。
手書きとの使い分け
印刷した値札シールの強みは、見た目がそろうことと、たくさん作っても早いことです。 一方で、1点ものや入れ替わりの早い商品は、手書きのほうが早いこともあります。
| 作り方 | こんなときに向いている |
|---|---|
| 印刷した値札シール | 同じ商品が多い。価格をしばらく変えない。商品数が多く、見た目をそろえたい |
| 手書き | 1点ものや入荷が不定期な商品。その日だけの値下げ。店主のひとことで温かみを出したい |
迷ったら、定番の商品は印刷したシール、入れ替わりの早い商品は手書き、と分けると続けやすくなります。 価格の欄を空けて印刷し、価格だけ手で書き込む使い方もできます。
値札全般の書き方はおしゃれな値札の作り方、値引きシールの貼り方は値下げの値札の書き方で紹介しています。
- 12面(86.4×42.3mm)と24面(70×33.9mm)の2種類に対応
- シンプル・ふち取り・値下げの3つのデザインから選べる
- 価格を空欄にすると、手書きで書き込める欄になる
小さな商品向けに24面で作るなら、値札メーカーの「A4ラベル用紙 24面」から始められます。
よくある質問
手元のラベル用紙が、表の寸法と違います
1面の大きさや余白が違う用紙だと、印刷した文字がラベルの区切りに合いません。表と同じ寸法の用紙を用意するか、区切りのないA4のシール用紙(ノーカット)にプライスカードを印刷して、はさみで切り分ける方法もあります。
印刷すると、下の段ほどずれていきます
印刷の倍率が100%になっていない可能性が高いです。印刷画面で「用紙に合わせる」や「拡大・縮小」をオフにして、倍率を100%(実際のサイズ)にしてから印刷し直してください。
はがしたあとが残らないようにしたいです
商品に直接貼るなら、はがしやすい「再はく離」タイプのラベル用紙を選びましょう。紙箱や本、布製品はあとが残りやすいので、袋や台紙に貼るほうが安心です。
値札シールに、税抜の価格も書いていいですか
書いて構いません。ただし、お客様が支払う税込の総額がひと目で分かることが前提です。税込価格を大きく書き、税抜価格は「(税抜 1,000円)」のように小さく添えましょう。
